更新日 2021年8月9日
近年、家の中にスロープや手すりなどの福祉機器を取り付けるご家庭が増えてきました。
ご年配の方がいらっしゃるご家庭や、
将来のことを考えて事前に設置しておくというのが、当たり前のようになってきています。
住宅メーカーの中でも、バリアフリー住宅という名で手すりをあらかじめ付けたり、
段差を少なくしたりして売り出している会社もたくさんあります。
介護者の中には、多少足腰に自信がないけれども家の中では手助けなく過ごしたいという方、
トイレやお風呂などで立ち上がる時に手すりがあれば自分でなんとかできるという方など、介護レベルが軽度な方もいると思います。
そのような方には、家の中にちょっとした工夫があれば一人でも安心して生活することができます。
そのように介護を意識したおうちを新築で建てる場合は、それを見すえた建築プランができるので問題はないと思います。
では、すでに住んでいる家や中古の物件に、福祉機器を付けたいなどのご要望がある場合はどうしたらよいでしょう?
もちろん、大半の方は住宅メーカーや設置工事を行ってくれる業者にお願いすることでしょう。
お客様のご希望に寄り添ってくれる住宅メーカーや業者であればそれで良いと思います。
実は、手すりを家に付ける際に、丁度いい高さではないものが取り付けられた、もっと違う形の手すりが欲しいなど、
要望にそぐわない工事をされてしまったという話を耳にします。
それでは“自分でできることは自分やりたい”というお客様の想いが叶うことはありません。
株式会社セイリョウでは
そのようなバリアフリーに適した手すりやスロープなどを付けるにあたって、設置業者様との仲介も行っています。
私たちは介護タクシーの際に、たくさんの介護を必要としている人たちと接します。
もしご利用のお客様やご家族のご希望であれば、
ケアマネージャーの方や弊社の考えも取り入れ設置業者へ依頼、設置を見届けるという事業も行っています。
実際に弊社を通じ、廊下の手すりや玄関のスロープはもちろん、
お風呂やトイレの際に手を添える手すりやベッドから起き上がる際に掴む手すりを付けたお客様もいらっしゃいます。
その中でもよくご相談をいただくのは、手すりのとりつけです。
玄関の段差を一人で上り、そのまま廊下を歩けるようにするための手すりがほしいというお客様がいました。
通常、手すりと聞くと直線をイメージするのですが、
最終的に取り付けた手すりはL字の途中から直線を取り付けた配管のような形の木の手すりでした。
これは、玄関の段差をL字の横と縦の構造を活かして、添えた手に力を入れられるように。
また、段差を越えたら、そのまま廊下を進めるように、L字の縦棒の途中から直線の手すりがはじまるように設置しました。
弊社がお願いする設置業者様は、形や場所など細かな希望にも対応できるので、
このような規格外の手すりもオーダーメイドで作ることができます。
また、取り付けたい場所もお客様の声をしっかりと反映してくれます。
弊社としても安心して相談できる設置業者様です。
“一人でできることは一人でやりたい“、そんなお客様のお手伝いをさせていただきたいです。
ぜひ、介護タクシーと一緒にご相談ください。