更新日 2020年3月11日
一般的に、介護で使われるタクシーは「介護タクシー」あるいは「福祉タクシー」などと呼ばれています。
でも、介護タクシーって、全部が同じサービスで利用できるわけでは無いんです。
ここでは、その違いと、弊社の介護タクシーのサービスについてお話していきます。
◆介護タクシーには2種類あります
介護に利用できるタクシーには、2種類あります。
介護保険サービスの中で利用できる「介護保険タクシー」と
介護保険を使わず、自費で全額負担する「介護タクシー」です。
ちなみに、「介護保険タクシー」「介護タクシー」という名称は、どちらも正式名称ではありません。
そして、国土交通省によると、道路運送法第4条の許可を受けた一般乗用旅客自動車運送事業者であって、一般タクシー事業者が福祉自動車(※)を使用して行う運送や、障害者等の運送に業務の範囲を限定した許可を受けた福祉限定タクシー事業者が行う運送のことを「福祉タクシー」と定義していることから、介護に利用するタクシー全般を「福祉タクシー」という名称で呼ぶ場合もあります。
※福祉自動車とは
車いす若しくはストレッチャーのためのリフト、スロープ、寝台等の特殊な設備を設けた自動車、又は回転シート、リフトアップシート等の乗降を容易にするための装置を設けた自動車
◆介護保険タクシーと介護タクシーの違い
介護保険タクシーは、介護保険を使用してのサービスとなりますので、かかる費用を安く抑えることが出来ますし、「介護職員初任者研修」を取得した運転手が、乗降や移動の介助を行ってくれるので、車椅子のままや、一人での乗降に不安がある場合でも安心して乗り降りすることが出来ます。
ただし、通院や公的機関での手続きなど利用範囲が限定され、要介護1以上の方が対象となり、家族の同乗は原則として認められていません。利用する際にはケアマネジャーと相談して、ケアプランに組み込んでもらう必要があります。
介護タクシーは、介護保険がオーバーした場合や、介護保険を使用できない方に対して提供するサービスで、全額自費となります。運賃に関しては、一般的には「時間制運賃」と「距離製運賃」のどちらかが採用されています。
乗降や移動時等の介助サービスは、ドライバーの介護関連資格の取得が必須ではないので、出来ない場合があります。
ですが、タクシーの利用目的は自由なので、通院や入退院時にはもちろん、家族と旅行とか、ちょっとした買い物などにも気軽に利用出来ますし、福祉自動車を利用していますので、車椅子の方でも安心して利用することが出来ます。
介護保険タクシーでは、要介護1以上の方が対象でしたが、介護タクシーでは介護保険の要支援認定の方でも利用することが出来ます。介護保険適用外のサービスなので、ケアプランの作成は必要なく、家族の同乗も可能です。
◆セイリョウの介護タクシーサービス
私共セイリョウの介護タクシーは介護保険には対応していない、介護タクシーサービスとなっております。
その分利用範囲は広がりますし、病院への通院や入退院はもちろん、お買い物や駅へのお迎え、公園などへの外出にもお気軽に使って頂けるような、そんな介護タクシーを目指しております。
弊社の使用している車両はリフト付きなので、車椅子のままご乗車できます。リクライニング式車椅子でも余裕を持ってご乗車出来ます。通常の車いす、リクライニング車いす、ストレッチャー等、全ての車いすに対応していますのでご安心ください。
また、一時的な時(急なケガや病気など)でも車椅子を当社でご用意できますのでご利用頂けます。(車椅子のレンタルは無料)
車内は、車いすの利用者様を含めて最大7名(車いす2名、普通いす3名、補助いす2名)まで同乗できますので、大人数でのご利用も可能です。
運賃は「時間制運賃」を導入しております。
初乗運賃は、30分までとなっており、30分超過ごとに運賃が加算されます。
まずは見積りで無料で御相談できますので気軽にお問い合わせください。
ご利用者様から頂いたお電話にて、送迎の出発地、到着地、必要な車の装備、到着時間等の確認をし、その他のご要望やご質問等をお聞きいたします。
平日は18時まで、土曜・日曜・祝祭日は17時まで、介護タクシーのご予約を承っております。
(土日祝の場合によって対応できないこともありますのでご了承ください。)
セイリョウに頼んで良かったと思って頂ける様、誠心誠意対応させていただきます。